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プログラムが好きです
2023-02-25

合宿免許に参加した

普通自動車一種免許を取るために合宿免許に参加した。合宿先は綜合自動車学校にした。

そもそも免許を取ろうとするのは三回目。合宿は二回目。

初めて免許を取ろうとしたのは19か20のときだった気がする。
早めに取ってしまおうと思っていたので合宿にして、山形まで遠征したけどホームシックにより2日目で帰宅。
や、正確に言えばホームシックではなかったけど。 あのときはそもそも精神的に調子が良くなくて、周りに店が一軒もないド田舎の宿についたとき、「あ、自分はここでは一人で生きていけない」という気になって精神を病んでリタイアした。 現金で仮免試験代払えって言われたのに教習所と宿の近くにはお金下ろせるところないし。詰んだなって思った。

2回目は失敗も踏まえて地元の自動車学校で取ろうとした。しかもmtで。「通いなら余裕だろう」と思って高を括っていたら見事に失敗しました。
でもさ、惜しかったんですよ。マジで惜しかった。

仮免も取れてたし、第二段階の学科も全部受け終わってたし。でもこの時は並行で仕事もやってて、かつ、精神状態も良くなかったんです。生きててすいません。 残り3回技能受けて卒検合格したら終わりってところでリタイアしてしまった。なんでそこでリタイアするんだ・・・。しかもmtだったし。

でも2回の失敗で以下のことを学べた。

  • 精神状態の悪い時に免許を取ろうとしない(精神状態が悪いと教習が受けられなくなるため)
  • 仕事とやりながら免許を取ろうとしない(疲れ果ててメンタルを崩すため)
  • 合宿免許はwao!あとコンビニのあるところ(田舎に行くと心が折れてメンタルを崩すため)

どうやらクソ雑魚メンタルの自分が免許を取るためには工夫が必要らしい。

正直もう通いは厳しいと思った。通う事自体に体力がいるのはもちろんだが、最も問題なのは時間だ。 自分は(ほぼ)フルタイムで仕事をしているため、時間を確保するのが難しい。 となると自分には合宿免許の道しか残されていない。

というわけで合宿免許行ってみたレポートです。

仮免取得まで

自動車学校の教程は2つに分かれていて、それぞれ「第1段階」と「第2段階」と呼ばれている。第2段階は第1段階を終え、仮免許を取得しなければ受けられないため、 入校後まずは第一段階で仮免許取得を目指すことになる。

初日

10:40に浜松駅に集合した。
自分は早めに到着したので、他の合宿参加者が到着するのを待つことになったのだが、この時点で既に仲良くなっている連中がいてかなり焦った。

「自分もどうにかして誰かと喋らなければ・・・!」

という焦りから、駅から教習所へ向かう送迎バスのなかで勇気を出して人当たりの良さそうな青年に話しかけた。 どうやら彼は18歳で、しかも高校生ときた。そうか。この時期に合宿免許取る人間って学生ばっかだよな・・・。と気付いたとき、自分の行いが年齢不相応に感じられ、恥ずかしくなった。

ところで教習所に到着して適性検査を受け終わったあと、バスで話したさっきの彼がいないことに気付いた。どうやら彼は適性検査に落ちて帰宅させられたらしい。適性検査って落ちることあるんだ・・・。

その後宿泊施設や在校中のルールなどの説明を受けたり初回の技能教習を受けたあとホテルに帰ることになった。

2日目 - 仮免試験の日まで

自分は友達を作ることができず、結局ぼっちで過ごすことになった。
まあでもこれでこれはスキマ時間に仕事とかすればいっか、とか考えていたが全く捗らず途中で仕事するのは諦めた。
寂しかったので毎晩discordの身内鯖でvc繋いでいて、それが1日の教習以外の唯一の会話だった。付き合ってくれた友達には感謝したい。

技能教習では初日から「君うまいね〜」みたいなことを言われたが、当然である。免許取ろうとする2回目だし。試験の日まで特に問題なく行程を進めることができた。

学科教習はオンライン講習ということになっていて、ホテルの自室で自分のデバイスから映像授業を受ける形式だった。
10個の映像授業を仮免試験までに全部受ければよいだけなので「映像つけてれば全部終わるとか最高」と思っていたが、受講態度チェックのためにカメラをオンにしなければならず、受講態度が悪いと強制終了という受講システムの仕様により、授業を真面目に聞く羽目になった。
とはいえ授業を真面目に聞いていれば後々の学科試験も楽になるので、結果的には良かった。

そして仮免を受けるにあたって効果測定というのを受ける必要があった。これは1問2点の50問の正誤問題で、合格ラインは90点で。つまり45問正解で合格ということになる。これを仮免試験日までに合格しなければいけなかった。できなかったら延泊が確定する。 自分は2日目からいきなりスケジュールに入れられていてびっくりしたが、なんとか一回目で合格することができた。92点だった。

仮免試験の日

仮免試験は「修了検定」と「仮免学科試験」に分かれていて、修了検定に合格した人のみが仮免学科試験を受けることができ、それをパスすれば仮免許を取得できる。

この日、修了検定までの待ち時間に同期(?)の2人に話しかけられ、自分のニタニタしながら応じたら仲良くなった。その日は一緒に食事をとったり、談笑するなどした。 この二人とは合宿免許最終日まで仲良くすることになった。

試験当日はかなり緊張していたが、人と話したことで緊張もほぐれ、問題なく合格することができた。

卒業検定まで

仮免取得後すぐに第二段階の教習を受けることになる。自分は仮免学科試験に合格したその日のうちにいきなり第二段階の路上教習を受けることになった。

実際のところ、やることは教習で路上に出るということ以外は仮免取得と何ら変わらないので書くことがない。

でも仮免のときと違って友達と教習の合間にお昼ご飯食べたり話したりできて楽しかったです。

卒業検定

卒業検定は技能検定のみ。学科にあたる試験は地元の免許センターで受けることになるからだ。

卒業検定の内容は「路上走行 + (方向転換 | 縦列駐車)」、方向転換か縦列駐車は試験コースによって異なるらしい。(試験コースは6,7種類くらいあった気がする) 自分はなんか難易度が低いコースだったものの、序盤で急ブレーキを踏み抜いてしまい、正直落ちたかもと思っていたが合格した。やったね。試験後にボロクソ言われたけど。

教習以外のこと

宿泊施設

宿泊施設はくれたけイン・セントラル浜松だった。

部屋は半分ベッドで埋まっており、残り半分のうちの半分は机で埋まっていた。
狭いと感じたが荷物を広げすぎなければ十分人が生活できるスペースだったのでまあいっかという感じだった。

食事

朝食はバイキング形式だった。自分は毎日フルーツポンチ1皿分だけ食べていた。
昼食は教習所の食堂で食べていた。すごい美味しいわけではなかったがまあ食べられる味ではあった。

問題は夕食だった。
夕食はホテルから「ミールクーポン」というものをもらい、それを指定された店で使えば1000引きで食べられるというシステムだった。
最初はタダで外食最高!と思っていたが思いの外食べる場所がない。(正確には指定された店が遠かったりした) 仮免試験前はほぼ毎日ホテル前の更紗屋という怪しい(?)アジア料理店でピラフを食べていた。 それなり辛かったが、仮免試験後からは友達と一緒に食べに行くことができたので、毎日結構楽しみに思っていた。

あと何日目か忘れたが炭焼きレストランさわやか 浜松遠鉄店に行ってきた。11時くらいに整理券をもらいそこから2時間くらい待った(!)後に入店できた。
味だが、自分は正直なところを言えば「2時間待ってこれか・・・」という感じだった。まあでも記念みたいなもんかな。

その他

  • 爪切りと耳かきを途中で買った。心配な人は持っていくと良さそうだなと思った
  • 部屋のベッドは死ぬほど硬い。コンクリで寝ているのと遜色ないので覚悟した方が良い。
  • ホテルへの帰宅時間が早すぎると「清掃中です」だとかなんとかで部屋に入れないので注意。2回ほどやらかした。11時に終わった日とかも15時まで帰れなくて辛かった。

まとめ

  • 合宿免許いってきたよ
  • 社不でも卒業できたよ
  • たまたま友だちもできたよ

以上です。